雑学・ニュース・旬のネタを数字で読み解き、ちょっとだけ世の中に対する理解を深めます。

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なりたい職業はキャバ嬢 ~悪質な数字の使い方~

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ニートなんて言葉が定着してから数年、若者の雇用環境の悪化や就業意識の低下が叫ばれています。

聞いたことがある人も多いと思いますが、こんなニュースを目にする機会が増えました。

「 若い女性のなりたい職業ランキングに、「キャバクラ嬢、ホステス」がランクインしている!! 」


ネットのニュースやテレビでも取り上げ、それを見聞きした人に、
「 まったく最近の若者はどうなってるんだ?日本はどうなってしまうんだ? 」
といった印象を与え、この「なりたい職業キャバ嬢」というのだけが、一人歩きしてしまっているんじゃないだろうか?

と、疑問を思ったのでソースを探してみました。

このランキングが広まったきっかけは、「日本溶解論」という本で使われたアンケート結果のようです。
で、このアンケートの信憑性というのが、あやしい、あやしい。。。

アンケートというのは、その取り方によって結果が著しく変わるものです。
誰に対して、どのような手段で、どのような質問文で、どのような回答方法で行うかが重要です。

今回のアンケートに当てはめると以下のようになります。

【誰に対して】15歳~22歳の女性。ただし、携帯アンケートを実施するサイトに登録しているユーザー。

【どのような手段】携帯アンケート

【どのような質問文】なりたい、してみたい職業は何か?

【回答方法】複数回答方式

ここで私が問題に感じるのは3つです。

① 無差別抽出ではなく、フィルタを通った一部の人が対象となっている

携帯アンケートを実施するサイトは通常、ポイントがもらえる等の特典を求めて登録したユーザを対象にアンケートを行っている。

② どこのサイトで携帯アンケートを実施したかが不明

アンケートサイトはその運営業者により、ユーザのスクリーニング・メンテナンス、ユーザ規模に大きくバラツキがあり信頼性に開きがある。

③ なりたい、してみたい職業という表現
将来、自分がメシを食っていくために就きたい職業なのか、面白そうだから一回位やってみたい職業なのか、どちらともとれるような表現になっている。

なもんで、私は、「 まぁ、話のネタには面白い話だね。 」程度のエンタメニュースとして捉えてます。(笑)

ところが、このあまりにも不正確な情報を元に、テレビを始めとして多くのメディアでは、これをネタに若者の就業問題なんて真面目な話を語ったりしちゃってるわけです。
マスコミによる印象操作はコワい、コワい。。。


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~ 以下、転載開始 ~

キャバクラ嬢に憧れる娘。放っておいていいのか

お父様としては、さぞかし困惑なさっておられることと心中お察し申し上げます。
 10代、20代の女性を対象にした「憧れの職業は?」という調査でキャバクラ嬢が上位にランキングされているとのこと。キャバクラに限らず夜の世界を華やかに描いた本やドラマが人気を博していますので、その影響でしょうか。ホステスは、きれいに装って、たくさんお給料のもらえるオイシイ職業だというイメージが若い世代に定着しているようです。
 実際、私が銀座で経営しているクラブ「ル・ジャルダン」のホームページにも働きたいと考えるお嬢さんからのアクセスが月に100件以上もあります。私どものお店では容姿端麗はもとより、気品や知性、コミュニケーション力を備えた人材を求めておりますので審査は厳しく、書類選考を経て面接にこぎつけることができる方は10人ほど。その中から仮採用となるのが5人くらいなのですが、2年以上続く子はまれです。このことからもわかるようにホステスは決して楽な職業ではありません。

 私は一人の母として、もし自分の娘が華やかさだけに憧れてホステスになりたいと言い出したら反対します。一番恐ろしいのは金銭感覚が狂ってしまうこと。夜の仕事でまとまったお金を手にした後、さらに将来のことを考え、現実と虚栄の世界との境界線をきちんと引くのは至難の業です。また、夜の世界を極めるためには普通のお嬢さんが抱く男性観を捨てる必要があります。今の時代でも良家に嫁ぐことの決まったホステスは過去を隠すのが常ですが、その理由は殿方が一番ご存じなのではありませんか? 娘さんにはまず、そうした厳しい現実を言って聞かせる必要があると思います。
 とはいえ時代の風潮に感化された娘さんがホステスに憧れる気持ちを止めるのは容易なことではないでしょう。闇雲に反対すれば隠れて勤め始めてしまうかもしれませんね。そうした最悪な事態を防ぐためには普段から親子間におけるコミュニケーションを良好にしておくことが大切なのです。
 そもそも娘さんはなぜホステスになりたいと思っているのでしょう? お金が欲しいからというのなら、まずその動機を探らなくては。もしかしたら男性に貢いでいるのかもしれませんよ。自分の娘がどんな悩みを抱えているのかも知らず、頭ごなしに反対をしても説得力に欠けてしまいます。

 私がこの世界に入ったのは17歳のときでした。親には心配をかけましたが、母はそれならそれでと店に菓子折りを持って挨拶に来てくれました。「絶対に頑張り抜く!」と私も心に誓ったことを覚えています。大学教授をしていた父は私の大学進学を望んでいましたが、やはり最後には納得してくれました。打ち明けることができたのは、自分は親に信頼されているという自負があったからです。
 そこで改めてお父様方に伺いたいのですが、あなたは家族を愛し、妻や子供ときちんと向き合ってきたといえますか?
 胸を張ってイエスとお答えになるのであれば心配はいりません。親から充分な愛情を注がれ、まっすぐに育ったお嬢さんなら、多少道から逸れる時期があっても軌道修正をする力を育んでいます。一方、自分勝手で横暴な父親のいる環境で育ったお嬢さんは、満たされない不安定な心を抱えたまま自暴自棄で自虐的な生き方を選んでしまいがちです。
 あなたが前者の場合なら、娘さんを信じ、よき理解者となって少しの間見守ることをお勧めします。勤める店が危険でないかどうかを見極めてあげるくらいでいいでしょう。けれど後者の場合には、まずはきちんと娘さんと向き合い、親子の絆を固めることが先決だと思います。

~ 以上、転載終り ~
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失業率のカラクリ!?

一昨日のエントリーで、2009年の失業率が5.1%であったことを紹介しました。

ところで、失業率って何でしょう?

「 そんなの日本の人口に対する失業者の割合にきまってるでしょ! 」と思う人も多いかも知れません。
しかし、これは間違いです。

失業率と言った場合、それは正式には「 完全失業率 」のことを指します。
完全失業率は、ILO(国際労働機関)の国際基準に基づいて定義されています。

ここで一旦、完全失業率の計算に関係ある言葉の定義とその関係を明確にしておきましょう。

完全失業者

上の図のうち、総人口や15歳以上人口はわかるとして、④~⑦の定義は以下の通りです。

④労働力人口 
・・・ 就業者と完全失業者の合計
⑤非労働力人口 
・・・ 15歳以上の人のうち、非労働力(学生、専業主婦、定年退職した高齢者、等)
⑥完全失業者 
・・・ 仕事をしておらず、仕事を探していて、仕事があればすぐに仕事につける人
⑦就業者 
・・・ 月末1週間に少しでも働いた人

各言葉の定義が分かったところで、完全失業率は以下の計算で求められます。

完全失業率 = 完全失業者数 ÷ 労働力人口
(労働力人口に占める完全失業者の割合)

はい、総人口 ÷ 失業者では無い訳です。。。

定義が分かってくると、更なる疑問が湧いてきます。

・ 完全失業者の定義の仕事を探したかどうかってどうやって判断するの?
  ⇒ ハローワークに通い、1週間以内に仕事を探すもしくは結果を待っていたかどうかで判断します。

・ 仕事を探してなかったら、どこに含まれるの?
  ⇒ 非労働力人口に含まれます。

実は、完全失業者の定義に入らない潜在的な失業者は、約450万人程います。

さらに、リーマンショック以降の急速な景気の悪化により、従業員を解雇せざるを得ないような中小企業に対して、解雇せずに休業扱いにすれば、国からお金がもらえるという「雇用調整助成金」制度を利用する企業が増えています。

この潜在的に失業の可能性のある人である雇用調整助成金の申請者数は186万人です。(雇用調整助成金 186万人に
※ 不正受給の可能性なども考えられ一概には言えませんが、、、

これら二つの数字を加味して、最新の統計(労働力調査(基本集計) 平成21年12月分(速報)結果)に当てはめ、実質的な失業率を無理矢理計算すると、、、

みなし労働力人口
 就業者:6223万人+完全失業者:317万人+完全失業者定義外:450万人
みなし失業者
 完全失業者:317万人+完全失業者定義外:450万人+雇用調整助成金申請者:186万人

実質的な、失業率は13.6%になってしまいます。。。

報道で言う完全失業率5.1%と13.6%とでは、全く違う数字になります。

キチンと定義を理解していれば問題ないですが、印象だけで失業率を理解していると判断を間違いかねません。
こういった類の数字の計算方法による印象の違いはあらゆる統計データに存在するので、気をつけなければいけませんね。


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2009年の失業率5.1%

本日発表された2009年の失業率は5.1%だそうです。
昨年の4.0%に比べ、落ち込み幅は過去最悪。

と言っても、アメリカの失業率が10%超え、スペインの失業率が約18%なんてのに比べると、小さい数字のように思えてしまいますね。

これには、数字のマジックがあるんですけどねぇ~。


~以下、引用開始~


09年の失業率5・1% 6年ぶり5%台、悪化幅は過去最大

総務省が29日発表した2009年平均の完全失業率(速報)は5・1%で、08年の4・0%から1・1ポイントの大幅な悪化となった。失業率が5%台に上昇するのは、03年の5・3%以来6年ぶり。悪化幅は過去最大を記録した。

 08年秋の金融危機を契機とした景気の急降下による雇用環境の大幅な悪化を裏付けた。

 09年平均の完全失業者は、336万人で、前年比で71万人増え、増加幅は過去最大。失業者のうち非自発的な離職が57万人増の145万人を占めた。

 就業者数は6282万人で103万人減り、減少幅は過去最大を記録した。業種別の就業者数は、製造業が71万人減の1073万人、サービス業は22万人減の463万人、建設業が19万人減の101万人だった。

 同時に発表した09年12月の失業率(同)は、5・1%と、前月から0・1ポイント改善した。改善は2カ月ぶり。

 12月の完全失業者は、前年同月比にべ47万人増の317万人。就業者は108万人減の6223万人だった。


~以上、引用終わり~

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プロフィール

か~る

■ニックネーム:か~る
■東京都西東京市在住
■1976年生まれ
■IT系企業で企画業務を担当
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